3歳よりヴァイオリンを始める。英国では、スカラシップ生としてRoyal Academy of Music (英国王立音楽院), ロンドン大学にてBachelor of Music(学士)、そしてMaster of Music (修士)修了。その後、Royal Northern College of Music (英国王立北部音楽大学)のResearch Degree (博士課程)で学ぶ。
ヴァイオリンを藤川真弓、Richard Dearkin (リチャード・ディーキン)に師事。
長い芸術の歴史と伝統を持つロンドンで、クラシック音楽のあり方などの大きな影響を受ける。学部在学中にはDavid Martin/ Florence Hooton Concerto賞を含めPoulett賞そして、Bloch賞を受賞。
2008年、Cavatina Music Competitionにて優勝、同時に観客からのAudience賞も受賞。 修士課程ではThe Byrom Jeejeebhoy賞、そして学業および演奏活動に最も貢献した学生に贈られるThe Silver Medal Prizeを受賞。
これまでに、The Derek Butler Scholarship, the Bratton Scholarship, Leverhulme Scholarship, the International Tuition Award, Faculty of Arts Graduate Awardなどの賞を受賞。
日本国内のコンサートではロベルト・シューマン ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会をはじめ、イギリス国内ではチェルトナム音楽祭でのオープニング・コンサートなど、ブリストル大聖堂、ロンドン・トラファルガー広場のSt. Martin-in-the Fields教会、St. James's Piccadilly (セイント ジェームズ ピカデリー), リージェントホール、サドック大聖堂、Mandeville Place、Foundling Museum、そして英国社交界など、ロンドンを中心にスコットランドではエジンバラを含む数々の会場にてリサイタルを行う。
現在は歴史によって埋もれた楽曲を発掘・研究し、数々の都市でソリストとしてだけではなく、室内楽の演奏にも精力的に取り組んでいる。
オーケストらの一員としては、コリン・ディヴィス、チャールズ・マッケィラス、クリストフ・ヴォン・ドフナーニ、トレヴォー・ピノック、エドワード・ガーデナーなどの数々の名指揮者元で演奏した。
最近の数多くの活動の中には、日本でのプロジェクト「Music in Church」もある。これは2004年から始まった現在も進行中のプロジェクトで、日本の教会をクラシック音楽の気軽に演奏できる&鑑賞できる場所にしよう!というアイデアから生まれたものである。ヨーロッパでは街にある「教会」はの近所に住む人々が気軽に音楽を楽しむことができる場所でもあり、地域の人々が何かイベントがあればと集うオープンな場所で、そこでコンサートが行われるのはごく当たり前のシステムなのだが、日本では未だ新しい概念である。このプロジェクトを通して、音楽ホールに定期的に通う音楽愛好家だけでなく、より幅広い層の人々にクラシック音楽を楽しんで頂けるようにと企画・活動している。